恋愛での男性脳と女性脳の違い | すれ違いで生じる喧嘩を減らす方法

どうも、鬼龍です。

• 男と女はなんでこんなに考えが違うの？
• 女ってなんでこんな理解できないわけ？
• なんで女はこんなに感情的なの？

この記事は男女の違いに疑問を抱いた男性向けの記事である。

パートナーと仲良くしていくためにも、極力衝突することは避けたいものである。そのためには、男と女の脳のメカニズムの違いを理解することが大切だ。

この記事では、男性脳と女性脳の恋愛における違いを解説していく。この記事を読むことで、男女の感覚の違いによって生じるすれ違いや喧嘩を減らすことができるだろう。

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男と女の脳の違いを理解すべき理由

最初に、男性脳と女性脳の違いを理解すべき理由を解説していく。

その1：男と女は分かり合えないから

まず前提として、男と女は考えていることがわからない。互いに理解を示そうとしない限り分かり合うことが出来ないのだ。

その理由は、男と女の脳の構造は大きく異なるからだ。男女には思考回路が異なる。

例えば、男性が論理的に物事を考え、女性が感情的に物事を考えるわけだが、双方がそれを念頭に入れておかないと、「この人とは分かり合えない」と思いかねない。

その2：理解することで良好な関係を築けるから

お互いの脳の違いを完全に理解することは難しいが、その違いを理解することで、良好な男女の関係を築くことができる。

逆に、この男女の思考の違いを理解していない場合、知らない間に、パートナーとの溝が深まってしまう可能性があるのだ。

その3：男性は離婚に発展するとデメリットが大きいから

男性は離婚したときのデメリットが女性よりも大きい。（ただし、女性よりも稼ぎが多い場合）

例えば、婚姻費用を支払ったり、財産分与、養育費等で苦労することになる。また、離婚したときの自殺率が高い。不幸まっしぐらと言っても過言ではない。

好きで一緒にいたはずの相手が敵に回ってしまう事態は精神衛生の面や金銭面でも避けたいものである。

だからこそ、男女で上手く関係を築くためにも、男女の脳の違いを理解しておくことが大切なのだ。

男女で脳が違うのはなぜか？

男女でなぜ脳の構造が異なるのか？

これは遥か昔の狩猟採集の時代に遡る。このとき男性は狩猟を行い、イノシシや鹿などを自力で仕留めていた。一方で、女性は採集して木の実や果実をとっていた。

この狩猟採集の期間は長かったので、人間はその役割を全うできるように進化した。結果的に、男女で脳の違いが生まれたのである。

男性は筋肉が発達して獲物を捕まえるのに適した空間把握の能力が高まった。学校の数学は男性の方が女性より得意な人が多いし、理系に男性が圧倒的に多いのも、この空間認識能力の有無が関係している。

逆に女性は木の実や果実をとったり、介護や育児をするために、手先が器用になった。さらに、コミュニケーション能力がアップしたのだ。

ちなみに、人類の歴史のほとんどは狩猟採集の時代がほとんどだ。

諸説あるが、約250万年前に狩猟採集の時代が始まって、1万年前くらいにようやく農業を始めて米などを採取する。

そして、今から250年前のイギリスで起きた産業革命をきっかけに、人類は急激に社会を発展させてきたのだ。なので、狩猟採集時代の脳はそこまで進化が追いついておらず、今の現代でもその脳の構造が残っているということなのだ。

男性脳と女性脳の違い

それでは、ここから具体的に男性脳と女性脳の違いを詳しく見ていこう。

その1：男性は論理的で女性は感情的である

男は論理的で、女は感情的だ。もしも男女で喧嘩した際には、男は解決策を求めるので、原因や解決策、お互いの不満のすり合わせを考える。そして、ベストな方法を見つけ出そうとする。

しかし、女は喧嘩の最中に感情が爆発して、怒ったり、泣いたりすることが少なくない。さらに、相手の嫌なことや過去のイラッとした体験など、今回の件とは関係のない話題まで出す。

そして、ひたすら感情を出しまくった後はスッキリして、問題が解決していなくても、機嫌が直っているなんてことは少なくない。

つまり、男脳と女脳では、喧嘩に対する物事の捉え方が違うのだ。男からすると喧嘩をするといかに論理的に解決するかを目指すが、女は感情を爆発させてスッキリするのだ。

この男と女の脳の違いを知っておくことで、喧嘩を悪化させないことが可能だ。女は感情を出すことで、相手の言うことを聞くことが出来、お互いの言い分をコミュニケーションでうまくまとめようとできる。

もしもパートナーと喧嘩になった場合は、男女の喧嘩に対する捉え方の違いを理解することが大切だ。

その2：男は情報交換、女は意思疎通を重視する

男は会話に対して解決を求めるが、女性は共感を求めるという話を聞いたことがある人は少なくないはずだ。

男性の会話は情報交換、事実交換であり、女性は友人作りやコミュニケーションをとることなので、話が噛み合わないのだ。

男性の場合は、命をかけて効率的に狩猟する必要があったからこそ、目的から逆算して何をすべきなのかという部分に目が向かった。

一方で、女性はいつ襲われるかわからないからこそ、周囲と頻繁にコミュニケーションをとって、お互いの存在を確認しようとした。

なので、女性はコミュニケーションに何かの目的があるわけではなく、コミュニケーションをとることが目的になるのだ。なので、結論のない話をだらだらとしやすくなるのだ。

噛み合わない会話を避けるためには、女性の愚痴を聞く際にはアドバイスをしないことだ。ただ、聞いて共感してそうなんだと頷くだけで良い。そもそも女性の目的は問題を解決することではなく、寄り添って聞いてもらうことだったりするからだ。

これだけでもパートナーとの喧嘩は少なくなるだろう。

その3：男性はストレートに、女性は遠回しに伝える

男性はストレートに物事を発言するが、女性は遠回しに物事を伝える傾向がある。

例えば、車に乗っているときに「暑くない？」と女性が聞いてきたら、男性は、女性が男が暑くないか気遣っているように思うかもしれない。なので、「暑くないよ」と答えるかもしれない。

しかし、女性の「暑くない？」と聞いてきたのは、自分が暑いからそう声かけをしてきたのであって、男の状況を気遣っているわけではない。

この場合、「冷房をつけようか」、「ちょっと窓を開けて風を入れようか」という答えが正解だ。それができない場合は、女性に暑くならない対策を何か提案することが大切なのだ。

女性が遠回しに物事を伝えようとするのは、集落で他人と関わる際にストレートな物言いをすると他人と対立する可能性があるからだ。

他人との摩擦を避けるためには、遠回しにいう方がいいと女性は考えるようになったのだ。相手を気遣うような発言は実は女性の希望であることが多いのだ。

その4：ストレスがあると男は黙り女は喋る

ストレスが溜まったときに、異性がどのような行動を取るのかを知っておくことは重要だ。男女間でストレスの解消法が異なるからだ。

一般的に女性は話をする中で、だんだんポジティブな気分になってくる。それによってストレスを解消する。

逆に、男性はストレスを抱えるほど、他人をシャットアウトして無口になってしまうのだ。そして、一人になることで問題解決の方法を考えたり、別の何かに集中することで、ストレスを発散するのだ。

なので、落ち込んでいる女性を見たときに、男性はそっとしておくのが適切だと考える。それに対して、女性はイラッとして、わかってくれない男だと思い込む。

逆に考えて事をしつつ、落ち込んでいる男性を見たときに、女性は心配になって話しかけるが、男が一人にしておいてくれと逆ギレすることがある。

つまり、ストレスが溜まった異性に対して、自分の感覚で相手に接すると、すれ違いが起きて喧嘩が起きてしまうのだ。

男性にできることは、落ち込んでいる女性がいたときにはしっかりと話を聞いてあげることが大切なのだ。

また、ストレスが溜まった場合には、「一人にしておいて欲しい」としっかりと伝えることが大切だ。女性の立場だと、他人から離れて一人でいることは滅多にないことだからだ。何も言わずに一人でいると、無視された、放置されたと思われる可能性がある。

その5：男性は鈍感で女性は敏感に物事を見る

よく女性は小さな変化に気づくのに、男性は気にならないことが挙げられる。基本的に男性は鈍感で、女性は敏感な傾向がある。

「今日の私はいつもと違うでしょ」と言われても、男からすると、大して何も変わらないという印象を受けることは少なくない。

このようなすれ違いも、男女の脳が違うからだ。女性は直感が優れていて、周囲の変化に敏感な傾向がある。なので、女性は小さな変化に気づくことに当たり前だと思っているので、気づかない場合には、不機嫌になる。

一方で、男性は視野が狭く鈍感だ。しかし、男性は遠くの位置をしっかりと把握するのが得意だ。狩の際には遠くにいる獲物をしっかりと把握することが重要だ。

それに対して、女性は周囲の状況をよく見ることを求められた結果、視野が広くなったのだ。また、女性は人と関わる機会が男性よりも多い。

すると、女性は自然と周囲の言動を読み取ったり、相手の気持ちを読み取る力が強くなるのだ。

その6：男性は空間把握能力に優れ、女性は弱い

見知らぬ土地で車を進める場合、男性の方が地図を正しく読めることがわかっている。また、学校の数学の得点率も男性の方が高い。

これは空間把握能力が男性の方が高いからだ。これも狩猟採集時代に男性が獲得した能力である。

男性は捕獲した獲物を持ち帰る際に、最短ルートで持ち帰る必要があった。他の人に獲物を横取りされたり、すぐに新鮮な食べ物を家に運ぶ必要があったからだ。

その際に、地上を見下ろして、住まいまでの最短ルートを脳内で描いていたので、空間認知能力が発達するようになったのだ。

一方で、女性は空間処理能力が低いので、目に入った情報を素早く認知することができるのだ。なので、男性よりも細かい部分に女性は気付くことができるのだ。

旅行に行った場合には、男性がリードして地図を見ながら案内したり、車を運転した方が迷わずに済むことになるだろう。

その7：男性はシングルタスクに、女性はマルチタスク

男性の脳は基本的に一つのことにしか集中することが出来ず、一方で、女性は複数のことを同時にこなせるマルチタスクに適した脳になっている。

例えば、男性がゲームをしているときに話しかけられると、あまり聞こえていない。逆に女性の場合は、料理をしていても、受け応えをすることができる。

男性が狩で上手くいくためには一つの獲物に集中する必要があるが、女性は育児をしつつ、採取した木の実を調理したり、周囲の人とコミュニケーションをとることが求められた。

この感覚の違いからすれ違いが生じることがある。例えば、男性がYouTubeを見ていると、女性の話を聞くことはできない。女性が話をしている言葉を記憶に留めることさえ困難だ。すると、女性目線からすると、話を聞いていない男になってしまうのだ。

なので、男性にできることは女性は基本的にマルチタスクができるということを理解することが大切だ。女性が話しかけてきたときには、「ちょっと話しかけないでほしい」と女性を迂闊に追い払わないことだ。

もしも男性が作業中なら、女性は時間をずらすなどの配慮が必要だ。要は男女ともにそれぞれの性質を理解して歩み寄ることが大切なのだ。

まとめ

ということで、今回は、男性脳と女性脳の違いを解説してきた。運転や家計簿などは適材適所で得意な分野を担当することをお勧めする。

ただし、今回ご紹介した男女脳の違いはあくまで傾向の話である。すべての男性が男の特徴を持っているわけでもないし、女性の中にも空間把握能力が優れた人もいる。

女でも論理的な人もいれば、男でも共感するのが得意なケースもあるのだ。なので、あくまでも傾向であると言うことを理解した上で、異性とのコミュニケーションで参考にしていただけると幸いだ。

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