辞めるべき?結婚前に「好きかわからない」と不安や違和感を感じた時の対処法
結婚前になると、「本当にこの人で良かったのだろうか」、「本当にこの人を愛せるのだろうか」などとそれまでデートを重ねてきたにも関わらず不安になるものです。
何しろ、初めての経験ですし、これからどちらかが死ぬまで一緒になる存在であるパートナー。だからこそ、しっかりと本当に良い相手なのかどうかを見極めることが大切です。
そこで、今回は、結婚前に「好きかわからない」と不安や違和感を持ったときの対処法について、ここでは解説します。
この記事の目次
前提:結婚相手はしっかりと見極めないと不幸になる
まず、最初に大前提なのですが、結婚相手の見極めは非常に重要です。
- 「本当にこの人でいいのだろうか」
- 「もっと自分に合う人がいるのではないか」
- 「これから先、この人と一緒に生活して幸せを築けるのか」
このように思われているのであれば、まだ心の底にどこか不安材料が残っているということになります。
そして、その不安材料を残したまま結婚することで、結婚した後に様々な考え方の不一致で悩んでしまうことがあります。
現実的なデータとして、今は2カップルに1カップルは離婚している実態があるので、その倍は嫌でも我慢して付き合っている層がいると考えられます。
なので、不安材料はしっかりと潰しておかないと、結婚した後に困るのはあなた自身と言えるでしょう。
私自身、あまり深く考えずに婚姻届を出して結婚して、それにより束縛されている人たちを知っています。
「まずはとりあえず行動してから考えよう」とアドバイスされる方もいますが、現実的な問題として事前にしっかりと見極めていなかったために、価値観の違いで夫婦仲が悪くなり、家庭という居場所が殺伐とした場所に豹変することがあります。
だからこそ、結婚相手はしっかりと見極めることが大切です。
結婚前に「好きかわからない」と不安や違和感を感じる5つの理由
それでは、そもそもなぜ結婚前に「好きかわからない」と不安や違和感を感じるのでしょうか?その理由について理屈で理解しておきましょう。
その1:この人が運命の人であると確証を持てないから
最初にこの人が運命の人であると確証を持てないためです。ドラマの影響もあり、「運命的に出会った」、「この人は私にとって特別な人である」という実感が欲しいと心のどこかで思っている人は多いでしょう。
そのため、いざ結婚が迫ったときに、本当にこの人で良かったのかと疑問を持ってしまうわけです。
例えば、同級生である、同じ職場の人である、趣味や関心、思想・考え方、性格など、かなりの部分で共通点を持っていると、運命的な人のように感じやすいでしょう。
ちなみに、私も何度も恋愛して出会いを求めましたが、満たされませんでした。「本当にこの人を守りたいと思えない…」と思って色々と模索したところ、ようやく素敵なパートナーを見つけることができたのですが、確証を持てた時の出会いとそうでない出会いは全く異なるものです。
その2:コミュニケーションをしっかりと取れていないから
コミュニケーションを深いレベルで行えていないのも、不安を感じる要因になるでしょう。私自身、過去に多くの異性と意思疎通しましたが、実際に会話が尽きない、ネタに困らないようなパートナーは存在します。
そして、お互いの趣味や関心、苦手なこと、嫌いなことなどを深いレベルでしっかりと共有できているからこそ、不安や違和感、物足りなさも少ないです。
つまり、お互いのことをしっかりと知れていないのも大きな問題でしょう。
その3:短所に不安を感じるから
三つ目は相手の短所に目が向くからです。例えば、病気を持っている、給料がそんなに高くない、上昇志向がない、自分から何かに取り組もうとしないなど…。
お付き合いしたり、同居して一緒にいると、相手の嫌な部分も見えてきます。その中で、相手の短所に目がゆき不安になることは少なくありません。
もしも、そんなに気になる場合、結婚についてはよくよく考えた方が良いでしょう。結婚後も同じ問題に悩まされることになります。
その4:元カレ・元カノと比べるから
元カレや元カノの存在と比較すると、今のパートナーはどこか劣っている、満たされないと思ってしまうことは多々あります。
比較を辞めろと指南する方が多いですが、人間なので誰しも比べますよね。あの人は劣っている、この点は勝っているなど。
もちろん、総合的に判断する必要がありますが、それによって結婚生活に何かしら支障が出ると思われるような部分が異性にあるのであれば、一度考え直した方が良いかも知れません。
その5:周囲の仲の良いカップルと比較するから
周囲の仲の良いカップルと比較することも不安や違和感を持ってしまう要因になります。同世代の友人や知人であれば同じ頃に結婚していることは多いと思いますが、そのカップルたちの満たされ具合と比較するのも致し方ないでしょう。
特に、友達や知人と色々とお話をしていると、恋愛や結婚の話題は避けられないでしょうし、その中で、他のカップルと比較して自分が惨めに感じて、「本当にこの人でいいのか」と不安に思われるかもしれません。
結婚前に不安や違和感を感じて結婚する末路
私個人的な意見としては、結婚前に不安や違和感を持たれているならよくよく考えた方が良いと考えます。なぜなら後々、ストレスになるような事態が発生するリスクがあるためです。
では、不安や違和感を残した状態で結婚したときにどのようなことが起きうるのかを紹介していきます。
その1:結婚前と態度が豹変する
結婚前とパートナーの態度が豹変する可能性があります。恋愛はお付き合いするのはデートの時間というわずかな時間です。これは裏を返すといくらでも偽ることができるということです。
一緒にいざ暮らしてみると、全然自分から家事をしない、まるで奴隷のように女が家事をするのが当たり前のように扱う、暴言や暴力をふるうということは少なくありません。
不思議ではないでしょうか?結婚してDVを振るわれる女性は実際に多く存在していますが、そんな男を選んでいるわけです。最初からそのような男なら付き合わなかったでしょう。
つまり、いくらでも結婚前は偽って、お付き合いします。実際に女性を落とす方法や恋愛テクニックばかりが色んな場所で言われるために、心と心の繋がりを意識して、一緒になっているわけではなかったということが多々あるわけです。
その2:心を縛られ生きづらくなる
次に心を縛られて生きづらくなります。男女どちらの立場でもそうですが、どちらかが一方的に縛ろうとしたり、支配しようとすると、当然ながら、心を縛られることになります。
ある女性は夫から「これは女のやることだろ」とか、「〇〇やっといて」とか、多くのことを妻がやってくれると思っていつも投げられていました。他にも、いつも妻の行動を監視していて、ゲームなどで他の人たちとソシャゲで楽しんでいたときに、ゲームを取りあげたりしました。
知らない間に、その女性は旦那の奴隷になってしまっています。結婚前には不安や違和感だけで済んでいましたが、結婚生活では長時間一緒に時間を過ごすわけなので、心を知らず知らず縛られます。
すると、とても息苦しくなります。その女性は夫がしばらく病気で家からいなくなったときに、非常に心が解放されたようです。逆に言えば、一緒にいるときはそれだけストレスを抱えていたということになります。
その3:家の中が殺伐とする
不安や違和感を感じて結婚した場合、もしもその不安や違和感が現実化すると、夫婦仲が悪くなります。すると、結婚で思い描いていた温かい家庭生活とは裏腹に、殺伐とした雰囲気が家の中を充満させてしまいます。
私自身、夫婦仲が悪い家庭で育ったのですが、日々喧嘩が絶えませんでした。すると、子ども目線でも非常に家に居づらい雰囲気になってしまいます。
本来なら心休まる家のはずが、「生理的に受け付けられない」などかなり嫌う次元までいき、神経が休まらなくなるでしょう。
その4:浮気や不倫問題に発展する
浮気や不倫に発展する可能性があります。家が満たされないわけですし、セックスレスにもなると、外で理解してくれる人を探すのは自然な流れではないでしょうか?
特に出会い系アプリには既婚者が多く登録していたりしますが、その原因はまさしく、家で満たされていないからでしょう。
もちろん、中にはポリアモリーなど複数の人と性交渉を持つことを価値観としている人たちもいますが、そうでない人たちも多くいます。そうなると、慰謝料云々の話などに発展することもあります。
その5:離婚の際に心理的負担がかかる
最後に離婚の際に心理的なストレスがかかってしまうということです。もしも暴力的な夫であることが結婚した後に判明した場合、離婚を切り出す勇気も必要になります。
また、パートナーが離婚を拒否したり、養育費をどうするのかなどの件で弁護士に相談するなど手間もかかりますし、心理的に消耗してしまうでしょう。
そういう意味でも、結婚する前にパートナーの素性を知ることは不可欠とも言えるでしょう。
結婚前に不安や違和感を感じて結婚しないデメリット
ただし、結婚を思い止まろうにも、デメリットもあります。
その1:他の異性に対しても同様の現象が起きる
他の異性に対しても同様の現象が起きる可能性があるということです。仮に今のパートナーが良くない人だと感じて、次の異性にアプローチしても、またこの人は私にあった人ではないと思ってしまうかもしれません。
また、今のパートナーと比較することで再び不安を感じてしまうようなこともあるでしょう。
その2:年齢をとるため結婚しにくくなる
年齢を重ねるために結婚しにくくなる可能性が高くなります。特に女性の場合は32歳を過ぎた辺り、男性も30代の後半に差し掛かったくらいには、なかなか良いパートナーを見つけることが難しくなります。
若いときには、マッチングアプリで多くの人から求められた人があまり求められなくなったり、自分よりかなり高齢層からアプローチされるようなことも増えます。
20代であればまだまだ時間はありますが、歳を重ねるにつれて結婚が難しくなることは理解しておく必要があります。
その3:出会いの場で良い人と出会えるとは限らない
今のパートナーは最低限恋人にする上で条件を満たしていたわけですから、お付き合いして結婚しようという話になったことだと思います。それは逆に言えば、最低限のラインをクリアしているとも言えるでしょう。
にも関わらず、その相手を捨てて、探したとして再び良い出会いがあるかと言えば、そうとは限りません。実際に、マッチングアプリや婚活パーティなどで出会うのに苦労された方なら、再び苦労する可能性があります。
ということで、新しいパートナーを求めるということにも抵抗があって然るべきです。とは言え、違和感や不安を拭きれない。その場合どうしたら良いのでしょうか?
結婚前に不安や違和感を感じる場合には占星術
個人的なおすすめですが、一度占星術で鑑定してみることをおすすめします。2人の素性や本質をしっかりと互いに把握しておけば、「それぞれこういう傾向があるから気をつけよう」と互いに不安を払拭することができます。
もちろん、いくら占星術の鑑定で注意しておきたいポイントが判明しても、意識して改善に努めようと努力する必要がありますが、事前に性格特徴やされて嫌なこと、性癖や行動パターンなどを知っておくことで、事前に関係が悪化することを防ぐことができます。
特に夫婦でそれぞれの鑑定書を一緒に把握した上で、お互いを尊重できる関係が築ける点では、占星術で一度鑑定することをおすすめします。
占星術は非常に鋭く個人の性格特徴、強みや弱みなどをあぶり出すことができます。仮にあまり良くないような関係性であったとしても、事前にどのような部分で衝突するのかを理解しておけば、関係がすぐに切れてしまうようなこともなくなるでしょう。
まとめ
今回は、「辞めるべき?結婚前に「好きかわからない」と不安や違和感を感じた時の対処法」について解説してきました。
結論から申し上げると、不安や違和感に関しては可能な限り払拭した上で結婚した方が良いです。とは言っても、新しいパートナーを探すとなると時間や手間がかかりますので、今のパートナーとあなた自身の魂の地図における相性を見て、事前に悪いことが起きることを防止することをおすすめします。