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恋愛の難易度は高すぎ?自由恋愛が無理ゲーと言える理由と解決策

この記事を読めば分かること

1. 大前提として人類は自由恋愛をしたことがなかった

2. 現在の恋愛の難易度が高い理由

3. 自由恋愛が無理ゲーと絶望しないための解決策

どうも、鬼龍です。

  • 「恋愛の難易度が高すぎて困る」
  • 「自由恋愛は自分には無理...」
  • 「一向に彼女ができる気配がない」
  • 「婚活サービスに課金しても一向に良い人と出会えない」

このような悩みを抱える男性は多いはず。

実際に、私自身も同じような体験をしたので、気持ちは痛いほどにわかる。

「このまま一人で生きていくって、どうしよう...」と不安に駆られる日も、時間の経過とともに日に日に増していくことも少なくない。

そこで、今回は、恋愛の難易度が高すぎと言える理由と解決策について考えていく。「自由恋愛、俺には、無理ゲーじゃないか?」と思われている方こそ、読んでほしい。

  • 鬼龍
  • 鬼姫

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1. 大前提として人類は自由恋愛をしたことがなかった

まず、大前提として、覚えておいてほしいのは、自由恋愛の歴史は人類の歴史の中では長くない。

その1:元々集団の中で男女が繋がるのが日常だった

旧石器時代、縄文時代とで1万年以上の歴史があり、このタイミングでは集団で狩猟や採集を行い、子育てを特定の集団単位で行っていた。

この時代には、特に一途でなければならないなどと言ったルールはなく、好きな人と性行為を行ったりしていたし、そもそも裸が恥ずかしいという価値観さえなかったのだ。

男は狩猟、採集などの肉体労働をしていたので、体は強いし、男前。ただ、衛生状態や医療が発達していなかったので、とにかく出産して子孫を残すことが求められていたわけだ。

今のように、書籍やゲームなどの娯楽が少なかったので、1日中セックスをしていたということも少なくなかった。

この時代は、集団で複数の異性と繋がることが当たり前で現代のように1対1で付き合うことは当たり前ではなかった。

その2:江戸時代までは浮気や不倫は当たり前だった

鎌倉時代には御成敗式目ができ、不倫に対する取締りが起きて、一夫一妻制が当たり前になり、戦国、江戸時代に強い影響を与えたが、あくまでも武家社会においてであり、庶民はそうではなかった。

江戸時代までも、一人の人を愛するべきという価値観はなく、基本的に、不倫や浮気は多くあった。江戸時代は女性の数が少なかったので、黙認されていたという一面もある。

その3:明治期の民法で一生相手に尽くすことが求められた

そして、明治期の民法によって、家と家の結婚が重視されて、一生その相手に尽くすことが求められ、女性は結婚前には父親に従い、結婚後は夫に従い、家事育児にのみ重視することが求められた。

男が一家を支えざるをえず、女もその男に捨てられると生きていけない故に、離婚率は低くなり、出生率が高まった過去があるのだ。

それまでにあった複数の異性とつながっている別れるような結婚観は否定されて、貞操観や良妻賢母を理想とする女性像を良いものとする価値観に塗り替えられたのだ。

お見合い結婚が当たり前なので、現在の弱男でもパートナーを手にできた。パートナーを愛せなくても、セックスレスでも、そのパートナーと一緒にいることを求められたわけだ。

その4:戦後は恋愛結婚の考えが浸透する

戦後には、恋愛結婚の考え方が浸透して、1960年代後半にはお見合い結婚を上回るようになった。

最も1970年代から80年代にかけては、今と比較すると景気が良かったこともあり、今のような弱男はそこまでおらず、また、お見合い結婚で早期に結婚していた親の圧力もあり、多くの男性と女性が20代のうちに結婚して出産していた。

その5:ネットの普及により恋愛市場が変わる

そして、2000年頃から出会い系・マッチングアプリが誕生したり、FacebookやTwitterなどのSNSなどで魅力的な男女が可視化された。

その結果、魅力的な男女に多くの異性が殺到する状況になる。それまでは、ネットの存在がなかった故、地元のコミュニティ内でパートナーを見つけることが多かった。

そこまでルックスやコミュ力に問題を抱えていたとしても、結婚できたわけだが、ネットで一気に色んな人と繋がれるようになった結果、魅力的ではないと判断されると切られる。

人気がある異性を求めると、その分、マッチングしにくくなり、結果的に、いつまでも婚活をし続けるという事態になりがちだ。

ここからわかることに...

ここからわかることは、自由恋愛、すなわち、男と女が一途であるべしという価値観は元々存在せず、ロマンチックラブのような考え方もなかったわけだ。

また、今のような多くの魅力的な男女が可視化された状態で戦っていない。今はネットやテレビでかっこいいアイドルや美女、イケメンが映し出される。その中で、男女とも理想の異性像を神格化する。

そして、自分の住んでいるコミュニティ内で、複数の男女が妊娠や出産を行って、共同で育てていた。そこでは一途であるべきという価値観さえない。

結婚したら一生尽くさないといけないという考え方は明治が始まってから150年ほどの歴史しかないし、恋愛結婚もここ60年ほどの歴史しかないのだ。

特に、ネットが普及してからの恋愛は、正直無理ゲーと言えるレベルで難易度が高いのだ。

2. 現在の恋愛の難易度が高い理由

それでは、そもそも恋愛の歴史が浅すぎるのが大きな問題だが、現代において、恋愛の難易度が高くなっている要因を解説する。

その①:お金を稼げない社会だから

今の日本は昔と比較すると稼げない。昔は男一人で一家を支えるくらいのお金を稼げた時代だったが、今は共働きでないと家計を支えるのは難しい。

高年収の人にはアプローチしたい女性が多く存在したが、低年収の場合は相手にされないことも少なくない。

結婚相手には年収500万円以上の男性を希望する女性が多いのが実情だ。

だが、厚労省が発表している令和元年賃金構造基本統計調査によれば、労働人口である20代~50代までの年収の中央値は、240~456万円の間なのだ。

20代250~290万円
30代330~366万円
40代397~433万円
50代432~456万円

平均値ではなく、中央値で示したのは、一部の金持ちが平均を上げている実態があり、現実には平均値の男性が多いからである。

景気の悪化や税金のアップ、社会保険料の増加、相次ぐ値上げによる物価高の結果、恋愛に使えるお金が減り、異性を楽しませることが難しくなっているのが背景としてある。

女性は妊娠出産子育てがあり、働けなくなる期間がある。だからこそ、パートナーにはお金を稼いでほしいと思い、高年収の男性にアプローチする。

その結果、年収が低いとそもそも、恋愛が難しいという事態に陥るわけだ。

その②:ルックスで相手を見ているから

二つ目は、女性をルックスで見て選んでいることが挙げられる。男性は一般的な傾向として、「可愛い女性がいい」、「美女がいい」と第一印象でアプローチすることが多い。

その結果、そのような印象の女性には人気が集中する。実際に、マッチングアプリでは、一部の女性に数多くのいいねが集中する傾向がある。

その結果、「良いと思った異性にアプローチしたら振られた」という事態に陥ることは少なくない。

倍率が高い女性であれば、当然、恋愛難易度がアップしてしまう。相手がその中から選べる状態なので、魅力的すぎる相手に振られるという事態が発生してしまうのだ。

その③:特別な関係に慣れていないから

次に、今の自由恋愛において、相手にとって、特別な存在になることが難しいからだ。

言ってみると、希少性だ。あなたでないといけないというものがあるのか。

私個人の体験では、他人にはなかなか理解されないような価値観を相方と共に持っていた。例えば、ほとんどの人が右と言えば、左と答える者同士だった。すると、お互いにとって、パートナーが希少な存在に思えてくる。

周囲の人と同じような価値観を持っていると、埋もれてしまう。一般的には普通を求める人が多いが、「普通=つまらない」という一面もある。そうなると、多くの人と埋もれてしまうのだ。

アニメやドラマでも大抵、二人にしかできない体験をしたり、二人だけの特殊な出来事に遭遇してしまう。その体験こそが二人の絆を深めるわけだ。

逆に言えば、そのような二人だけの特殊な体験がない場合は、なかなか深い絆で結ばれないとも言える。

その④:恋愛テクニックを身につけていないから

テクニックに頼るのはよくないものの、基本的な恋愛でうまくいくパターンは知っておくに越したことがない。

例えば、清潔感がある男性とない男性であれば、圧倒的に前者の方が好まれる。聞き上手の男性とアドバイスばかりする男性なら前者の方が好まれる。

誰しも初対面の相手に対して、素の自分を受け入れてもらえると思うと大間違いだ。基礎的なことができなければ、恋愛の難易度を自分で高くしてしまうことになりかねない。

そういう意味では、基礎的な恋愛テクニックは知って実践しておくことも大切と言える。相手を思いやる行動も多く含まれるからこそ、押さえておくことが大切だ。

その⑤:人生経験が浅いから

続いて、人生経験が浅いからだ。一般的には、男性は20代よりも30代の方がモテる。背景には、人生経験が豊富で、頼れると思われることが多いからだ。

女性の視点で考えると、一緒にいて何か問題を抱えた時に、頼りにできる人間の方が安心することができる。また、経験を積んで何が良いことか、悪いことなのか分別がつくかも、歳を重ねるにつれ重要だ。

経験が浅く常識がないと、非常識で頼れないと思われがちである。実際に、10代で結婚する男女の8割は離婚するというデータもある。

色んなことを経験していたら、どういうことをしたら損をするのかなどわかるようになる。例えば、マルチ商法や怪しい投資案件などに簡単に騙される男と騙されない男なら、当然後者の方が良い。

そういう意味では、人生経験が浅いほど、恋愛の難易度は高くなる。10代や20代前半の恋愛であれば、そこまで深く考えず恋愛・結婚される方も多いが、20代半ばあたりからは将来性が強く見られる。

その⑥:いい人すぎるから

いい人すぎることもモテない。恋愛の難易度が高くなる。こういうと、「なぜ?」と思われるかもしれない。

恋愛を指南する説明では、少しでも真摯に振る舞うことが良しとされるが、真面目で優しいいい人すぎると、逆にモテなくなる。

学校を振り返れば、普通の男よりもちょいワル男の方がモテていなかったか?常に優しい男よりも、時にちょっといじわるをしたり、いじったりする男の方がモテる。

要するに、ギャップが必要なのだ。

いい人だけど意地悪なところがある、普段はやる気ないけど特定のことはガチでやるなどのギャップが重要なのである。

アニメやドラマでも、常にいい人すぎる人より、どこかドジだけど、やる時は成し遂げる人の方がウケがいい。逆に、完全にいい人すぎる主人公はほとんどいないはずだ。

完璧すぎる、いい人すぎる場合は、相手からすると、面白みを感じないと言い換えても良いかもしれない。

その⑦:何かに夢中にはまっていないから

何かに向けて夢中になっていないと、あなたの印象が薄くなってしまう。人の魅力とは何かを考えたときに、他の人と比較して光るものがあることが挙げられる。

他の人として光るものとは、別に何かで1番になることではなく、普通の人よりも何かできるものがあるとも言える。

別に仕事やスポーツ、学業に限らず、ゲームでも料理でもなんでも構わない。何かにはまっていると、人は生気を発する。

自分の欲望に沿って、何かに夢中になることで、その分野では普通の人よりも精通しているので、一枚上手のように思われる。

逆に、何にもはまっていない、人生をただ流されるがごとく漂流していると、異性からは頼りにならないと思われてしまうわけだ。

そういう意味では、何に夢中になれていないというのは、恋愛ではデメリットになると言えるだろう。

3. 自由恋愛が無理ゲーと絶望しないための解決策

それでは、自由恋愛が無理ゲーだと嘆かないためにできることは何かをみていく。

その①:収入のレベルを上げる

最初にできることは、収入レベルを上げることだ。年収が200万円だろうが、300万円だろうが、良いパートナーと巡り会うことは可能である。

ですけど、年収が上がれば、その分狙える層が増えるのは紛れもない事実なので、年収が低いという実感がある方はまず年収をアップする方法を検討することだ。

一つの候補は転職です。田舎から都会に出ると時給が倍になるケースも少なくないし、特定のスキルを身につけてキャリアアップを図るのも良い。

転職以外にも、副業として何か事業をしても良い。仮に本業が年収300万円だったとしても、副業で利益が300万円の場合は、年収600万円ということになる。

ただし、副業には投資詐欺やマルチ商法詐欺など、やっても稼げない、むしろ搾取されるような類のものも少なくないので、しっかりと見極めることが大切である。

その②:価値観や生き方に着目してアプローチする

異性のルックスではなく、価値観や生き方に着目してアプローチすることだ。マッチングアプリなどでは異性の写真やプロフィールを見れるが、多くの男性はルックスで相手を選ぶ傾向がある

それが悪いことだとは言わないが、一般的な傾向として、男性は容姿で異性を選ぶので、少数の良い女性を多くの男性で争うことになりかねない。それでは、アプリだと一向にマッチングできない、出会えない。

だからこそ、価値観や生き方が似ているかを軸に選んでみることを推奨する。TwitterなどのSNSでコミュニケーションをとる中で価値観や生き方の軸が似ているのかをよくよく観察してみてほしい。

仮にルックスがよくなくても、価値観や生き方で意気投合することは少なくない。

容姿が仮に良くても、容姿は年齢とともに衰えますし、末長く良い関係を望むなら、むしろ、価値観や生き方が合う相手を選んだ方が良い。

その③:二人だけの物語を作る

三つ目に、二人だけしか体験できない物語を作ってほしい。実はかなり難易度が難しいですが、これができると、かなり強固な関係を築くことが可能だ。

普通の人が右という時に、左に行くという選択をパートナーと一緒に取れるかだ。

例えば、健康志向でオーガニック、無添加、自然療法に興味を持っている若者がいる。一般的には健康に興味を持つ20代はかなり少ない。なぜなら、若い時は重い病気で悩まされることが少なかったり、多少無茶をしても問題ないことが多いからだ。

しかし、興味を持っている人が少ないからこそ、共通の価値観が健康志向であれば、お互いに興味を持つことが可能になる。また、特別な人だと思えるので、結果的に強い関係で結ばれやすくなる。

その④:恋愛テクニックを身につける

価値観や興味関心の共通点が多い場合は、テクニックなど不要で自然と会話が深まるし、一緒にいて楽しい時間を過ごせる。

事実として、清潔感がない、寝癖がついている、自分の好きなことを喋りまくるなど、一般的には嫌われる特徴を持っていても、相方がいるケースもあるので、それがすべて正しいわけではない。

恋愛テクニックには間違ったものを伝える内容も存在するし、テクニックだけで異性を落とせるわけではない。

とは言え、会話の基本を理解していないと、会話をあまり深めることができなかったり、楽しくないなと感じたり、長文のメッセージで相手をドン引きさせて、結果的にうまくいかないということがある。

なので、恋愛テクニックが全てでは無いものの、基本的なものは知っておくことを推奨する。例えば、ゆっくり喋るとか、抑揚をつけるとか、適宜質問してうまく話を深めないと、会話が沈黙になり、デートが終わる。

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その⑤:人生経験を深める

人生経験を人よりも深めるようにしてほしい。そのためには、多くの失敗や困難を経験することだ。うまくいってばかりでは、人は得られるものがない。

何かを試して失敗したりする中で、何が大切で、何が間違いなのかが見える。特に、10代から20代前半は多くにチャレンジした方が良い。

恋愛をして失敗したら、自分には合わないパートナーの一例を知ることができる。知り合いの投資勧誘で失敗したら、安易に騙されることは減るだろう。

車をローンで買うと、思っている以上にその支払いで胸が痛む経験をして、次からは一括で購入した方がいいとわかることもある

失敗をしていなければ、何が良いことなのかわからない。そういう意味でも人生経験を増やすことが大切なのだ。

その⑥:いい人ぶらない

あまりいい人ぶらないようにすることだ。人間なので、誰しも良いところと悪いところがある。得意なこともあれば、苦手なこともある。

あまり見栄を張って、自分に偽っていると、その偽りの自分に惹かれる相手と付き合うことになる。そうすると、偽りの自分をずっと演じる必要が生じるかもしれない。

そして、真面目でいい人すぎると、つまらない、完璧すぎて私といなくてもいい人と思われて、恋愛に発展しないことも少なくない。

ここは負けない、真面目にこなすという部分があってもいいが、完璧人間を演じようとしないことも大切だ。それで惹かれあったとしても、後々苦しむのは自分である。

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その⑦:何かに向けて夢中になる

最後に、何かに向けて夢中にはまってみてください。自分の楽しいと感じられることで良い。人によって興味関心はバラバラである。

ゲームやスポーツ、音楽、絵画、アニメ、勉強などなんでも構わない。あなたがやっていて楽しいと感じることを見つけることだ。。

何かに熱中することで、あなたに生気がみなぎるようになる。すごいオーラのようなものを放っているように見えるだろう。

逆に、何にもはまっていないと、影が薄くなってしまう。幽霊部員よりは活躍している部員にスポットが当たるように、何かに夢中に取り組んでいると自然と魅力が生まれる。

あなたの好きなことを堪能してみてほしい。できたら、それに興味を持ってくれる異性を見つけられるとベストだ。

まとめ

今回は、「恋愛の難易度は高すぎ?自由恋愛が無理ゲーと言える理由と解決策」について見てきました。

色々と難易度が高くなる理由を考察してきましたが、この中でもお金の問題は大きい。そもそも大きく稼げない、増税や社会保険料、値上げなどで厳しくなりつつある。

ただ、そのような環境の中でも、恋愛・結婚に発展している人もいるのは事実なので、もしも恋愛して自分に合ったパートナーを見つけたい方はできることを実践してほしい。

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